ワスレグサ 中国伝統の母の花

更新しました:2017-11-29

公開日:2017-11-24

旬の作物 8~10月

町を育てる 卑南郷、池上郷、成功鎮、長濱郷、太麻里郷、金峰郷

ディテール

多年生草本植物であるワスレグサは、中国では古くから「母親花」と言われてきました。

 ワスレグサは気候の変化に耐性があり、平地から高山までさまざまな環境での栽培に適応できます。

 ワスレグサの用途は広く、その細長い葉は宣紙の材料となり、化学染料が生まれる前は、ワスレグサは天然染料として利用されていました。つぼみは食材とされ、茎(若芽)は野菜として、根は漢方薬材として用いられます。ワスレグサは脂肪が少なく、大量の糖分、タンパク質、繊維質、カルシウム、リン、鉄分を含みます。

 近年「台東農業改良場」ではワスレグサの新品種が生まれ、「台東7号」と命名されました。「台東7号」は平地栽培に適し、花の香りが強い他、食用とする場合には口当たりがよく、生食にも乾物用にも適しています。また、黒く変色することがなくオレンジ色を保っているため、硫化物による処理が不要で、安全な乾物用としての普及が期待されます。

 オレンジ色の花は夏から秋にかけて開花し、花期は長く半年にも及びます。花卉植物として庭園で栽培されることも多く、多様な品種も魅力です。現在台湾では台東が主な産地となっています。
Top